eスポーツの世界で活躍した、FPS(ファーストパーソンシューティング)プロゲーマーであり、ゲーム実況者でもある『StylishNoob』を皆さんはご存知でしょうか?
そもそもeスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、ゲームを使った対戦でありながら、スポーツ競技として捉える際の名称です。
日本は、世界ではeスポーツ後進国ですが、中にはeスポーツの賞金により生活する、プロゲーマーと呼ばれる人々も存在します。今回は、日本では数少ないトッププロゲーマーに数えられ、ゲームだけで安定した生活を続けるStylishNoobを紹介していきます。
スタヌーの知られざる歴史。その素顔とはいかに
出典:maxresdefault
StylishNoobの読み方は「スタイリッシュヌーブ」で、愛称は「スタヌー」です。本名は関優太で、1990年5月6日生まれで、2018年現在で28歳となっています。本名は、スタヌーの配信を視聴する人々の間にもすでに広く知れ渡っているため、コアなファンは「関さん」とも呼ぶようです。
元々はいじめられっ子だったと本人は明かしており、ゲームにハマり始めたのは中学時代からだったようです。それから、『Gunz The Duel』というゲームタイトルにハマり、個人で配信を始めるように。FPSのゲームを中心に動画で届け、『Rainbow Six: Siege』をtwitchで配信し、それを見ていた『DeToNator』のリーダー、YamatoNさんがスカウトしたようです。
そして、2016年1月20日に晴れてプロゲーマーとなりました。主戦場はFPSとしているため、プロゲーミングチーム『DeToNator』の「Over Watch」部門に加わっています。しかし、同年10月20日に第1期Overwatchの活動終了に伴い、プレイヤーからコミュニティマネージャー件ストリーマーに移行しました。「ストリーマー」とは動画配信者としての立ち場であり、現在はtwitchでの配信を主としながら活動しています。
配信者としてはわかりやすい解説で有名です。「Over Watch」や「PUBG」といったFPSで、かつ競技性の高いタイトルでの配信を行っています。すでに配信者としては高い人気を誇ります。
また、以前にはゲームで強すぎたゆえにチート疑惑をかけられたことがあります。ゲーマー界ではご法度となる行為だけに、「Battlefield JP Community」という団体によってかなり詳しい検証がスタヌーの自宅にて行われました。本人のPCや機材をチェック、インストールされているアプリやソフト、ブラウザの過去履歴など調査、本人にプレイさせ手元や画面を監視、録画などが行われたようです。しかし、結果はシロ。逆にスタヌーのチートを疑われるほど強いゲーマーとしての実力が世間に広まることとなりました。
プライベートでは、2018年5月に入籍を明らかにしました。すでに同居はしており、友人の紹介で知り合い、1年ほど交際を経ての結婚だったようです。奥さんは料理関係の仕事を行っていることが明らかになっています。
出典:https://cheat-sokuhou.com/stylishnoob-4211
https://youtube-times.com/stylishnoob_prf/
生年月日 | 1990年5月6日 |
愛称 | スタヌー |
拠点 | 日本 |
所属チーム | DeToNator |
得意タイトル | Gunz The Duel、Rainbow Six: Siege、Over Watch、PUBG |
スタヌーが主力とするゲームは?
(https://youtube-times.com/stylishnoob_prf/)
主力とするゲームタイトルはFPSなどの競技性の強いシューティングゲームです。ゲームを始めたのは中学時代のこと。『Gunz The Duel』というTPS(サードパーソンシューティング)がスタートとなりました。それからは、『Rainbow Six: Siege』、『Over Watch』、『PUBG』といったFPSであり、競技性の強い、いわゆる”ガチゲーマー”の集まる世界へと身を投じています。
そして、2016年には『Over Watch』の部門でプロゲーマーとなっています。
スタヌーの使用するデバイスはストリーマー用のセットに
デバイス | メーカー | 機種 |
チェアー | DXRACER | DXRACER ゲーミングチェア DXZ-GR グリーン |
モニター | Samsung | Samsung C27HG70 27-Inch HDR QLED |
マウス | SteelSeries | SteelSeries Rival 300 |
マウスパッド | SteelSeries | SteelSeries Dex |
キーボード | SteelSeries | SteelSeries Apex 350 |
ヘッドセット | SteelSeries | SteelSeries Arctis 5 |
イヤホン | SHURE | SHURE SE215SPE-A |
マイク | ソニー(SONY) | ソニー(SONY) PCV80U |
スタヌーは初めて名を挙げた大会は2012年
初めてスタヌーが、大会で結果を残したのは2012年のことでした。『SPECIAL FORCE 2』というタイトルの大会に所属クランSTRIFEの一員として出場。StanSmithやBOBO、SPYGEAやdaiconmanといった個性豊かなメンバーと共に優勝を勝ち取りました。その後、日本代表として韓国代表とも対戦しています。
その後、2016年にプロゲーミングチーム『DeToNator』の「Over Watch」部門に加わったため、プロゲーマーとして9月に公式大会『Overwatch Worldcup 2016』に出場しました。結果はアジア予選敗退と、悔しい結果に終わりましたが、スタヌーはオンライン投票によって主将として大会に臨んでいます。
以降はストリーマーとしての活動が主となったため、大会での目立った戦績はありません。
年 | 月 | 戦績 |
2012 | 12 | 『SPECIAL EXHIBITION MATCH 2012 』優勝 |
2016 | 9 | 『Overwatch Worldcup 2016』アジア予選敗退 |
スタヌーの情報まとめ
元プロゲーマーであり、ストリーマー・スタヌーのことがいくらか理解できたでしょうか?
まだまだ日本ではeスポーツは広く知れ渡っておらず、プロゲーマーと呼ばれる人々も海外に比べると、決して多くはありません。ただ、「ゲームが強いだけ」、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一方で世界に目を向けると、eスポーツが2024年にはオリンピックの競技になる可能性もすでに報じられています。
まだまだ「たかがゲーム」という意見も少なくないこの業界。それでも、彼らが人生を懸けて戦っているということを念頭に、ゲーム観戦をしてみると、見方も少しは変わるかもしれません。配信者としてのスタヌーは有名であるだけに、ぜひ一度配信をご覧になってみてください。